カヤック車載手順

noby

2011年10月11日 22:40

前回文章ばかりでわかりにくかったので写真付きで紹介します。
ちなみに車載車はエブリィワゴンのハイルーフで軽自動車です。
カヤックを車載するのに最低限必要な物を紹介します。
いろいろキャリアメーカーがありますがとりあえず自分が使ってるINNO(カーメイト)での説明です。



ベーシックキャリア

ステーが車種ごとに出ていますので対応表をサイトで見て選んで下さい。
バーはメーカー推奨の物よりなるだけ長めの物を選択した方がいいです。短いとベルトの固定やアタッチメント増設時に苦労します。自分は147を使ってます。軽の車幅とほぼ同じ長さです。

アタッチメント

カヤック用のキャリアが色々ありますが今回はベースキャリア+INA450での説明になります。
アタッチメントもベースキャリアも早めに用意した方がいいですよ! シーズンだと品切れで買えなかったりなかなか入荷しなかったりして苦労します。まあベースキャリアは大丈夫かな?(笑

カーメイトINA450JPカヤックアタッチSL








パッドを装着して立ち上げます。
次に上部のリングにベルトを通します。





次にカヤックを立てかけますがうちの車庫の場合幅が無いので車体とカヤックがほとんど平行になってしまいます。
そのままだと立てかけられるだけベーシックバーが出ていないので延長して棒をつけます。
自分は元々つけてあった市販のアタッチメントを流用しました。
専用の物ではないのでそれほど強度はないですが。立てかけるだけなので大丈夫そうです。

カーメイト(CAR MATE) バーエンドフック







延長したバーに立てかけて横に滑って落ちないようにカヤックにベルトをかけます。
カヤックのバウ側のハンドルとスカッパーホールを持って少しずつずらす様に立ち上げます。
カヤックをここまで平行にしない方が滑りにくいし楽です。





自立して安定してる事を確認してスターン側のハンドルと側面をもって前に押すように一気にあげて裏返しに載せます。
(一人でやってるので写真は撮れませんでした。スミマセン!)






脚立を使って立てかけてカヤックのエッジがパットに当たるように調節します。





ベルトを後ろから前に回してベルトを金具に写真の様に通します。
ベルトがねじれないように注意!






締め付けやすいように金具を上に持っていきベルトを下に引きしっかり締めこみます。





カヤックが固定されたか揺さぶって確認します。
余ったベルトをベーシックバーにくるくる巻いて縛って終了です!
お疲れ様でした~






後は全体の緩みやカヤック本体に走行中飛んでいきそうな付属品がついて無いか確認します。
途中高速やコンビニなどで休憩時に緩みが無いかも都度確認します。(カヤック以外の荷物でも同じですが)
走行時の注意ですが平積みと違って高さがあるので立木や看板にヒットしないように注意も必要です。
特に私道は植木が道路に出てたりするのでよりすぎるとヒットしてカヤックを落下させる事になるかも?
載せる時に周りの車にヒットさせないよう注意が必要です。

以上です!

説明不足や変なとこあったら指摘してください!


補足です。
ちなみにこのアタッチメントの取付前後幅はメーカーで700mm以上が指定されています。
700mm以下の場合は不安定になるとの事でメーカーは推奨していません。
タイダウンを絶対しなければならない条件として
・カヤックの全長がキャリアの前後間隔の6倍以上になる場合。
(最低の700mmの前後間隔を取ったとしてカヤックの全長が4.2mです)
・風速10m/s以上の強風
・時速80km以上で走行する場合
との事ですが安全を考えて前後にもタイダウンをお勧めします!




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補足です。
コメントにご指摘いただいたのでいくつかメーカーに問い合わせました。

推奨以外の品番でのアタッチメント使用に関して。
メーカー指定以外の組み合わせは試験対象外なので推奨はしないとの回答でした。

ベルトをねじって取り付ける事に関して。
繊維を編込んで製造している構造上ねじる事によりベルトの強度が20%程度低下するそうです。

バックル固定後にベルトを縛って固定強度を高めることに関して。
バックルで固定しているのであって、ベルトを縛って固定強度をあげる事は出来ませんとの事でした。

一応問い合わせの結果を記載しました。
カヤックは大型で重量もあるため屋根に載せるのはリスクが伴いますので、
メーカー推奨以外の積載方法はお勧めしません。
安全で楽しいカヤックライフを送りましょう。

丁寧にお答えいただいたメーカーの方ありがとうございました。

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